お見合いって知っていますか?
そう今の若い世代にインタビューすると、
『料亭みたいなところで、両家のご両親と一緒に食事をする』的なイメージだそうです。
それは結納では?と思ったりする私ですが、
私もお見合いの世代ではなく、お見合い結婚ではありません。
私の両親も恋愛結婚ですし、エージェントも全員が恋愛結婚。
エージェントの親も恋愛結婚です。
つまりお見合いとは縁遠い集団であります(笑)
しかしながら、
私は、『お見合いっていいね!』と思っています。
私は小学生の頃、忙しい母に代わり、祖父の病院に付き添った経験をはじめとし、
義祖母の介護⇒義父の介護⇒義母の介護と、
なぜか年配の方と触れ合う機会が多くある環境にありました。
昔はほぼすべての人がお見合い結婚。
親や親類が話をまとめて、本人は会ったこともない。
そんな結婚が当たり前だったわけです。
長男は家を継ぎ、次男からは婿養子の話を探してくる。
『お家を守る』
その考えから、資産が分散しないように、同じようなレベル?の家柄の中で縁談をまとめる。
本人の意思なんて関係ないわけです。
私の祖父母、義祖父母、義父母等々私の周囲のその世代の人はこのようなお見合い結婚しています。
本当に気の毒な話です(笑)
しかし、そのようなお見合い結婚をした人が不幸かと言えばそうではないです。
「本人の意思は関係ない」
ここに後戻りは良くないと思いますが、
「育った環境が似ている人同士の縁談」という部分でいえば、
それはいい事なのかもしれないと思ったりします。
今ではそのような人権無視的なお見合いはなくなりましたよね。
それでも、私の叔母の一人はお見合い結婚ですし、
私の友達にもお見合い結婚の人はいます。
この世代のお見合いは昔のように、
「本人の意思は関係ない」的なお見合いではなく、
「誰かの紹介」で同じような年頃の人同士が「会ってお話をしてみる。」
そして、本人同士が気に入れば結婚を前提におつきあいを始める。
この時に出現しますね。
[[見出し:仲人さん]]
地域の名士の方や、面倒見のいい方、会社の上司等々、
いろいろな『仲人さん』が溢れていました。
一昔前までは結婚式には必ず『媒酌人』が居ました。
縁談のお世話をした仲人が媒酌人を務めていた流れからこの『媒酌人』の事を『仲人』とも呼んでいましたよね。
私も2回『媒酌人』の経験があります。
何はともあれ、
とにかく一番大切なのは「本人の意思」
そういう時代に入って長いわけです。
恵まれた時代だと思います。
お見合い結婚であっても、
「本人の意思」がすべてなわけですから、
[[見出し:恋愛結婚との境目はなくなっているということです。]]
どこに結婚に結びつく縁があるかはわかりません。
いえ、結婚という人生一大イベントに結びつく縁であれば、
少し慎重に、
「お見合い」を試してみてもいいのではないかと思うわけです。
結婚に結びつく縁ですから、
大昔のように、
「同じような環境で育った人」
そういう観点て選ぶことだって出来るのです。
選ぶと言っても、結局はお互いの「意思」がすべてです。
あくまでも「出会い」の部分の話ですけどね。
まだ独身で、チャンスのある方は是非試してみてもいいのでは?
~「お見合い」からの出会い~